Facebook、Twitter、LINEについて、その使い方についてまとめてみます。
1.人との交流
ほとんどの人にとって、ソーシャルメディアの一番の目的は人との交流です。それぞれのメディアに特徴があります。
(1)Facebook
Facebookの「友達」は承認制になっています。投稿は、相手のタイムラインへ行くか、リストに登録して読むこともできますが、多くの人はニュースフィードに表示されているものを読んでいると思います。
ニュースフィードに表示されるのは、「友達」かフォローしている人の投稿です。Facebookでは、承認した「友達」あるいはフォローしている人の投稿を主に見ることになります。
(2)Twitter
Twitterではフォローしている人のツイートがタイムラインに流れます。リストに登録して読んでいる人もいます。
Twitterでは相手の承認なしで、一方的にツイートを読むことが一般的です。
(3)LINE
LINEは登録してある人とだけの交流です。限られたグループ内の交流となります。
2.連絡
(1)Facebook
Facebookの連絡の手段としては、メッセージがあります。交流のない人宛てのメッセージはその他フォルダーに入れられ見られないことがあります。
Facebookのメッセージは、交流のある人との連絡手段ととらえることができます。
(2)Twitter
Twitterには相互にフォローしている人だけが使えるダイレクトメッセージがありますが、相手のアカウントを指定してツイートすることもできます。
アカウントを指定してのツイートは誰に対して送ることもできます。自分のアカウントが指定されたツイートは、たいていの人は読んでいると思います。
有名人にアカウントを指定したツイートをしても、読んでもらえる可能性が高いといえます。ただし、変なツイートはブロックされる可能性も高くなります。
(3)LINE
LINEは閉じられたグループ内のやり取りのため、通常の交流と連絡と区別なく行われていると考えられます。
3.情報提供・収集
(1)Facebook
Facebookにおける情報提供や収集は、主に「友達」とフォロー・フォロワーの範囲になります。「友達」とフォローしている人の提供する情報を入手し、「友達」とフォロワーに情報を提供することになります。
検索して情報を探すことができないため、「友達」かフォローしている人が提供している情報だけを得ることができます。最近ハッシュタグもサポートされていますが、使う人も少なく、使い方については手探り状態です。
(2)Twitter
Twitterでは、検索により情報を探すことができます。ハッシュタグもよく使われ、必要な情報を探す時に役に立ちます。そこがFacebookとの大きな違いになります。
(3)LINE
LINEでは、内輪の仲間内だけの情報のやりとりになります。
4.情報の拡散
(1)Facebook
Facebookは「友達」を中心としたツールです。「友達」が「いいね!」やシェアをしてくれることにより、情報の拡散が行われます。
(2)Twitter
Twitterは垣根のない開かれたツールとなっています。リツイートされることにより、爆発的に拡散していく場合があります。
(3)LINE
閉鎖的な内輪向けのツールです。LINEによる情報の拡散はありません。
まとめ
ソーシャルメディアを使う目的は、人との交流・連絡と情報の提供・収集にまとめることができます。それぞれの特徴を活かしながら使うことが大切です。