ITを苦手とする人のために、ITで困ったときの解決方法をまとめてみました。
問題を明確にする
まず、何に困っているのかを明確にすることです。ITに限った話ではありませんが、何が問題なのかがわからなければ、解決することはできません。
エラーが出て動かないという種類の問題であれば、問題は明確です。
他の人ができていることが自分にはできないときに、なぜできないのかわからないときなどは、問題の発見が難しくなります。
そういうときは、キーワードを見つけます。自分ができないことに関係するキーワードを集めます。
また、何の問題なのかを切り分けることも大切です。パソコンであれば、ハードウェアの問題なのか、OSの問題なのか、アプリの問題なのかを切り分けます。見当もつかないのであれば、無理して切り分けなくても結構です。
ヘルプを見る
アプリの問題と切り分けできて、そのアプリにヘルプがあるならば、ヘルプを見ます。ヘルプが、キーワードを指定して検索できるならば、キーワードで検索してみます。
検索する
エラーメッセージがでているならば、エラーメッセージをそのままコピー&ペーストして検索すれば、解決方法が見つかることがあります。解決方法が見つからなくても、関連する情報がわかります。
使っている製品名とキーワードを指定して検索することも有効です。いろいろとキーワードの組み合わせを変えながら試してみることです。
試してみる
使い方がわからないなら、自分でいろいろといじって試してみることです。
そのとき、データだけは、きちんとバックアップしておきます。いじっているうちにデータがおかしくなってしまったら、バックアップからデータを復元します。
アプリの動きで訳が分からなくなったならば、一度アプリを終了させれば、ほとんどの場合もとに戻ります。
OSの問題でおかしくなったのであれば、OSを再起動します。
データのバックアップさえきちんととってあれば、いじり回しておかしくなっても、元の状態に戻せます。怖がらずに自分でいろいろと試してみることです。
まとめ
身近に聞ける人がいる場合には、聞いた方が早いです。しかし、いつも聞いてばかりでは嫌がられます。ヘルプを見たり、検索したりして、わかることを人に聞くことはやめましょう。自分で調べ、試して、解決する経験を積めば、ITスキルも上がっていきます。
ITが苦手だと言っている人は、自分で調べたり、試したりしない人が多いように思います。インターネットからは、驚くほどたくさんの情報を見つけられます。自分で検索して調べれば、解決できることもたくさんあります。