前著『必ず結果が出るブログ運営テクニック100』が、ブログを書く上でのテクニカルな解説が多かったのに比較し、本書はどちらかと言うとブログ論的な、ブログを書き続けるための考え方に関する内容が主体となっています。
本書には多くのテクニックが提示されていますが、ここでは私の参考になった3点について紹介します。
1.ウェブマスターツールにブログを追加する
ウェブマスター ツールとは、GoogoleがWebサイトの管理者向けに提供するサービスです。WebサイトがGoogleの検索エンジンにどのように扱われているかがわかります。
ウェブマスターツールへの登録は以前からやっていましたが、登録しただけでほとんど見ていませんでした。ウェブマスターツールで本ブログのインデックス数は順調に伸びていることが確認できました。
2.見出しタグ(H1〜H6)は適切な数、適切な順番で使う
本ブログでは、見出しタグは記事のタイトルでしか使っていませんでした。本書によると大見出しや小見出しでもタグを使い、キーワードを含めることで、SEOに有利になるそうです。これからは、見出しには見出しタグを使ってみたいと思います。
3.HTMLの文法チェッカーを使って、大きなミスを修正する
本ブログはHTML5で記述しているため、「Markup Validation Service」でチェックしてみました。その結果、多くのエラーが見つかりました。バツ印が付く大きなエラーもいくつもあります。
その中には、OGPでFacebookとブログを連携させるために追加した記述が含まれています。この文法チェッカーはOGPには対応していないのか、OGPがHTMLの文法に合っていないのだと思います。
その他にも、たくさんのHTML文法エラーが見つかりましたが、エラーメッセージが英語であることもあり、なぜエラーなのかすぐにはわかりません。
本書によるとHTML文法のエラーを修正することにより、SEOの効果を発揮できるということですので、時間をみて大きなエラーから順に修正していこうと思っています。
まとめ
ブログを書き続けるコツやネタの見つけ方などのテクニックもありますが、私にとっては、テクニカルな面で参考になることが多くありました。知らないことがたくさんあり、ブログを書く人にはおすすめの一冊です。
【2013年9月7日追記】
Markup Validation Serviceのエラーは、すべて消しました。
Markup Validation Service のエラーをなくしました
OGPの記述もエラーのない形に修正しています。