クラウドソーシングとは、インターネットにより不特定多数の中から資材を調達する仕組みです。
実際に使った人が問題点をブログに書いていました。
ランサーズやってみたけど地雷クライアント案内所にしか見えない | kosuke.cc
整理すると次の問題があるということです。
クラウドソーシングの問題点
発注内容があいまい
例えば、ホームページの制作で、サーバーやドメインの有無、ホームページの目的、ターゲット、素材の有無など基本的なことが示されていない発注があります。
発注者側が発注する仕事の内容をきちんと理解していないことさえあります。
予算が不適切
常識的な費用とかけ離れた予算が提示されているものがあります。
不誠実
提案させてアイデアだけを集めておきながら、いったんキャンセルし、そのアイデアをもとにした条件でコンペをするといった不誠実なことをする人もいます。
対策
ランサーズがこの件について説明をしていますが、機能改善をするというだけで、具体的な改善内容については書かれていません。
ランサーズに関するブログ記事に対してのお詫びとご説明 | ランサーズ(Lancers)社長日記
クラウドソーシングの問題と書きましたが、これらの問題は、クラウドソーシングを使わずに仕事を発注するときにも、発生しうる問題です。
このような問題が多いということは、発注者側に素人同然の人が多いということです。
クラウドソーシングは仕事を選べるというメリットがありますから、発注内容があいまいであったり、予算が不適切な案件には、応募しないという防御策がとれます。
提案するときには、その内容は相手やその協力者には知られるわけなので、どこまでの情報を提示するか、十分な注意が必要です。
そもそもホームページの制作などは、要件をきちんと確認して契約を結ぶ必要があります。クラウドソーシングにはあまりなじまないものです。
クラウドソーシングで仕事を探そうと思うならば、仕事の選択が最も大切なことです。
なお、クラウドソーシングの使い方については、以前ブログを書いていますので、そちらもご覧ください。
クラウドソーシングそのものについては、こちらの記事をどうぞ。