LINE乗っ取りがなくなりません。LINE乗っ取りに関して感じた3つの不思議について書きます。
まだ犯人がつかまらない
LINEを乗っ取った犯人は、乗っ取りに使ったスマートフォンのIPアドレスをLINEのサーバーに残しているはずです。
そのIPアドレスから、使っているスマートフォンが特定され、犯人が捕まりそうなものですが、まだ捕まっていません。
また、犯人はWeb MoneyかiTunesのプリペイドカードを買わせ、その番号を写真にとって送らせています。その番号を使うところからも犯人が捕まりそうなものです。
なぜ捕まらないのでしょうか?
犯人は国外にいて、その国の警察が捜査に協力しないためだと思います。
なぜ協力しないのかわかりませんが、犯人が捕まってしまうと、その国にとって都合の悪いことがわかってしまうためかもしれません。
まだLINEを乗っ取られる人がいる
LINEを乗っ取られるのは、他のサイトで使用していたメールアドレスとパスワードが流出し、同じパスワードを流用していた人が乗っ取られると説明されてきました。
それであるならば、メールアドレスとパスワードが流出したサイトがそろそろ特定されてもいいはずです。情報を流出したサイトは、いまだに流出したことに気づいていないのでしょうか?
その可能性もありますが、LINEの通信が盗聴されている可能性も疑うべきだと思います。
6月にFACTAというサイトが掲載した「韓国国情院がLINE傍受」という記事が話題になりました。
この記事では、韓国の国家情報院(国情院)が通信を傍受していることを韓国政府が認めたとなっています。さらに、そのデータは中国企業にも漏れた疑いがあると指摘されています。
LINEの森川社長は、「本日報道の一部記事について」で反論を公開しています。LINEの通信が傍受された事実はなく、通信は暗号化されているため傍受は事実上不可能だと言っています。
しかし、通信が傍受されていないことを確認することは、事実上できないはずです。
また、暗号化は解読するまでの時間がかかるだけで、高速のコンピュータで時間をかければ解読は可能です。あるいは高速に解読するアルゴリズムを発見した可能性もあります。
暗号化に不備がある可能性も捨てきれません。
LINEには通信の傍受から情報が漏えいしていないことを確認する手段はないはずです。
LINEにログインする際に、メールアドレスとパスワードは送られます。通信を傍受されればそこから漏えいする可能性もあります。
まだお金をだまし取られる人がいる
これだけ話題になっていても、プリペイドカードを買って、番号を教えてしまう人がいます。
まだまだ、知らない人もいるということです。
また、手口を知っていても、お世話になっている人からプリペイドカードを買ってくれと頼まれると、あわてて買って、番号を教えてしまう人もいるようです。
すでに始まっているようですが、プリペイドカードを売る人も、だまされていないか確認することが必要です。
プリペイドカードを売るサイトでも、LINEから買ってくれと頼まれたのではないかと、注意を喚起すべきです。
まとめ
犯人が国外にいて、その国に保護されているならば、逮捕は難しいかもしれません。
通信を傍受されている可能性もあります。対処方法は、パスワードをこまめに変えることです。ただし、短時間で乗っ取られてしまう可能性もありますので、完全ではありません。
せめてお金をだまし取られないように、知らない人には事件の手口を教え、みんなで注意していきましょう。