説得の技術

 選択理論では、「他人は変えられない、変えられるのは自分だけ」と言います。しかし、説得ということがあり、選択理論との関係はどのようになるのだろうと考えているうちに、説得にはどのような方法があるか、考えてみました。

1.理性

 理性に訴えて、人を動かそうという方法です。相手にとっても利益になり、当方にとっても利益となるWinWinの関係を築く方法が典型的な例です。ふつう最も望ましい方法と考えられます。

 また、論理的に正当性を訴えるという方法もありますが、相手が論理を理解できない場合には、効力がありません。

2.感情

 相手の情に訴える方法です。相手に小さな貸しをたくさん作り、相手が断りにくくするという技法も、これに分類されます。一見、あんまり問題がないようにも思えますが、多くの場合、見透かされます。

 また、「小恩を施せば感謝されるが、大恩を施すと恨まれる」という言葉もあるとおり、大きな貸しをつくると、恨まれることにもなります。

3.空気

 相手が、断りにくい空気を醸成するという方法です。権威的なもので従わせる方法も、これに含まれます。一部の人には非常に有効な技法となりますが、文化の違う外国人や、空気が読めない人には、役に立ちません。

 相手にこちらの手を読まれた場合には、意図的に空気を壊されるということもあります。どちらにしろ、あまりいい方法とはいえません。

4.脅迫

 相手を脅して従わせるという方法です。犯罪行為になります。仮に発覚しなかったとしても、相手に恨みをもたれることになります。最悪の方法ですが、この方法を通常の手段として使う人たちもいます。

まとめ

 WinWinの関係を築ける案を提示して、相手を説得することも、選択理論としては、避けるべきことなのでしょうか。疑問がわいてきました。

 また、論理的に明らかに誤っていることを、指摘することなどは、どうなのでしょうか?例えば、1+1=3であると主張する人に、その誤りを指摘する行為は、適切な方法で行われれば問題ないように思います。

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