Twitterの騒動は多数意見にあらず

小鳥

 Twitterである種の意見が数多くリツイートされ、話題になることがあります。しかし、それは目立ちますが、同じ意見の人が多いことにはなりません。

 この前、JR東日本がSuicaの乗車履歴データを外部に販売していたことが問題になりました。Twitterでは、気持ち悪いとか、個人情報の漏洩だとか、プライバシー保護上で問題だとか、騒動になりJR東日本は外部販売をやめました。

 Suicaの乗車履歴データから、個人を特定することは不可能であるにもかかわらず、嫌悪感を持つ人が多いと判断したのだと思います。しかし、紙の切符が使われていた時代から、JRではさまざまな分析をやっていたはずです。その分析結果をJR以外の組織とも共有し、都市計画等に役立てていたと推測できます。

 Twitterでは、非常に偏った意見が集中することがあります。人種差別的な発言や放射能汚染のうわさなどもそうです。Twitterで騒ぎになったからといって、その意見が広まっているわけでも、ましてや正しいわけでもありません。

 Twitterでは、短時間でリツイートが集中すれば騒動になります。たまたま拡がったということもあります。発言内容を見ると、何も知らずに感覚だけでつぶやいているものが多いように見受けられます。

 法律的にも何も問題がないことをTwitterで騒がれたからといってやめてしまうのは大きな損失になる可能性があります。一部のTwitterの住人の騒ぎを管理不能な悪評としないための手段が大切です。

 今回の件でいえば、利用目的を明確にし、個人の特定が不可能であることを説明することができたはずです。風評を味方につけることができれば、一部のTwitterの騒ぎなどは、無視することもできます。

 Twitterで騒がれたからといって、日本人の大多数が嫌っていることにはなりません。これからビッグデータの利用が広がっていくに従って、同様の問題が発生する可能性があります。利用者に安心と利益と感動を与えるサービスを提供することが、悪評を吹き飛ばす手段となります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。

会社勤めから起業するためのウェブ集客セミナー
会社勤めから起業するための7つのステップ