ブログ記事が読まれるかどうかは、タイトルで決まります。検索結果でも、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで見かけても、タイトルは読むかどうかの判断に大きく影響します。
そこで、どのようなタイトルが読まれる記事になるかをまとめました。
1.記事の内容を示す
タイトルは記事の内容をできる限り正確に示さなければなりません。これは、絶対条件です。
記事の内容に関係のない「釣り」といわれるタイトルや、必要以上に煽ったタイトルでは、1度はクリックを集めることはできても、2度と見てくれなくなります。サイトの信用度が低下し、長期的には読者も減っていきます。
2.適切なキーワードを含める
検索に良く使われるキーワードをタイトルに含めると、検索に引っかかりやすくなります。検索に良く使われるキーワードの見つけ方は、別の記事に書いていますので参照してください。
検索によく使われるキーワードをタイトルに含めることは、正統的なSEOの手段です。ただし、キーワードを無理に入れると不自然なタイトルになりますので、注意が必要です。
3.長すぎない
検索結果に表示されるタイトルには、文字数の制限があります。そのため、長すぎるタイトルは全部見えなくなり、途中から「…」になってしまいます。
文字数はときどき変化していますが、26文字ぐらいです。
どうしても長いタイトルをつけたいときは、重要なキーワードを前に持ってくる工夫をして、検索結果に表示されたときにクリックされるようにしましょう。
4.読者のメリットを示す
読んでもらえるブログとは、読者の役に立つブログです。タイトルに、どのように役に立つかを盛り込むと読まれます。
読者の役に立つとは、読者の不満を解消したり、欲求を満足したりすることです。読者を楽しませたり、感動させたりすることも役に立つことです。
- ○○の方法
- ○○のテクニック
- ○○の秘訣
- ○○のヒント
などのタイトルは、読者にメリットを示したものです。
5.対象者を示す
読者を明示すると、対象者に自分に対して書かれたブログだと思ってもらえます。読者が少なくなると心配することはありません。読者は、自分が興味のあることであれば、自分が対象者から外れていても、読みに来ます。
- 経営者の皆様
- ○○な人必見
- 入門者向け
- ○○した経験のある方へ
- ○○したあなた
6.具体的な数字を入れる
タイトルに具体的な数字を入れることにより、説得力を増すことができます。「ほとんどの人が満足した」よりも「98.6%の人が満足した」の方が、真実味があります。
ほとんどという言葉では、受け取る人により感覚が違います。約10%よりは9.5%のように、より詳細な数字の方が、信憑性が増します。
- ○○するための3つのステップ
- ○○の7つの方法
- ○○50選
という数字も情報量の目安の提示という意味で有効です。
7.インパクトがある
タイトルはキャッチコピーの一種だと考えられます。上にあげた、「読者のメリットを示す」「対象者を示す」「具体的な数字を入れる」は、キャッチコピーの手法でもあります。
その他にも次のような手法があります。
疑問形を使う
人は問いかけられると、つい答えたくなります。そういう人間の習性をねらった方法です。
- なぜ~ですか?
- どうして~していますか?
- まさか~していませんか?
断言する
断言することは、覚悟を示すことです。読者をその気にさせるためには、柔らかな言葉よりも断言した方が効果的です。
- ○○を倍増させます!
- ○○になります!
- ○○を克服できます!
常識から外れている
人は、常識から外れたことを言われると注意をひかれます。そしてその理由を知りたくなります。理由には説得力がなければなりませんが、効果的な方法です。
おわりに
いかがでしょうか。読まれるブログにするための、タイトルのつけ方をまとめました。
このブログも時間のないときなど、納得のいかないままタイトルを決めてしまい反省しています。1日1記事を目安にしているデメリットでもあります。タイトルを考えるだけで何日もかけていたらブログの投稿が止まってしまいます。
記事を書く前には仮のタイトルをつけ、記事を完成させてからタイトルを吟味し、決定しています。本の編集者は、1冊の本を出版する前に、数百以上のタイトルを検討するそうです。ブログのタイトルも十分に考えて決定しましょう。