NTTドコモから「らくらくスマートフォン」というものが、発売されています。その機能を見ていてびっくりしました。アプリをダウンロードできません。その分グーグルアカウントの設定も不要になり、簡単で使いやすくなることをねらっているようです。
「らくらくスマートフォン」の仕様をみると、ワンセグ放送、おサイフケータイ、赤外線通信とガラケーの機能も満載です。文字やボタンを大きくしているだけでなく、タッチパネルを操作するための工夫もあります。ボタンは押し込まないと反応しないようになっているそうです。
地図やゲームなどの娯楽用アプリが、あらかじめ組み込まれていますが、それ以外のアプリは使えません。FacebookもTwitterもブラウザも使えません。
私は、スマートフォンの一番の長所は、アプリをダウンロードできることだと思っています。豊富なアプリから自分の好きなアプリを選んでダウンロードして使うことです。それができなければ、もはやスマートフォンとは言えないのではないかと思います。
iPhoneが画期的だったのは、アプリをダウンロードできたからです。アプリがダウンロードできるまでは、電話の使い勝手が良いガラケーのほうが優れていました。新しいアプリが次々と現れて、ワクワクしながら使ったものです。
「らくらくスマートフォン」は、タッチパネルを採用した携帯電話です。これを使っていたのでは、スマートフォンを使う楽しさはわかりません。これだけは、間違いのないことです。