健康管理の本です。内容はオーソドックスで、奇をてらったものではありません。健康管理のための3本柱を提唱しています。その3本柱から紹介します。
1.N/Cレート(エヌバイシーレート)の良い食品をとる
Nとは、Nutrition(栄養素)、Cとは、Calorie(摂取カロリー)で、摂取カロリーあたりの栄養素の割合が高い食品をとることです。「まごわやさしい」と言われる食材がそれにあたります。
ま(豆類)
ご(胡麻などの種実類)
わ(わかめなどの海藻類)
や(野菜類)
さ(魚介類)
し(しいたけなどのキノコ類)
い(芋類)です。
「まごわやさしい」食材を使って、手間をかけずに料理する方法が提案されています。最新の調理器具を使い、低温で、お任せで料理することがポイントです。詳細は、本書を読むことをおすすめします。
2.歩く
1日1万歩を目安に歩きます。たまに行う過激な運動よりも、毎日の継続的な運動が大切です。
昔運動をしていた人が、子供の運動会などで若い頃のつもりで急に運動をし、アキレス腱を切るなどのケガをすることをよく聞きます。たまにやる運動は、ケガの原因とはなりますが、体のためにはなりません。
私の経験でも、運動は継続的に何十年も行うことが大切です。30歳ごろから、20年以上定期的に運動を行っていると、体重も体型もほとんど変化はありません。
3.時間管理
N/Cレートの良い食事を作るために1時間、1日1万歩歩くために30分を捻出するための時間管理です。
まとめ
バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠が、私の健康法です。以前、ブログにも書きました。
仕事が忙しいときは、出張先で休日なしで、毎日午前8:30から深夜0時か1時ごろまで、働いたこともありました。そんなときでも、食事は定食のようなものを選び、できるだけ低カロリーのいろいろな食材のものを食べるようにしていました。いわゆるファーストフードは、決して食べませんでした。
食事の後は、少なくても10分ぐらいは歩いてから、仕事に戻るようにしていました。出張先で仕事場の近くに泊まっていますから、通勤時間がかかりません。午前1時から午前8:30の間で、睡眠時間は確保しました。
どんなときでも、N/Cレートの良い食事と、適度な運動を欠かさないことが、健康のために必要なことは、私の経験からも間違いありません。