ドコモの「ガラケーやめない」は「ガラホ」に移行するという意味 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

ドコモの「ガラケーやめない」は「ガラホ」に移行するという意味

ガラケー

ドコモの決算報告会で、社長から「お客様にとってのフィーチャーフォンはずっと続けていきたい」という発言がありました。

これに対し、Twitter上ではガラケーの継続に感謝するツイートがたくさんありました。いつもながらTwitterには、脊髄反射的に発信するだけで、ものごとを深く考えないツイートがあふれています。

同じ席で「従来のフィーチャーフォンでは部品供給が難しくなる時期があり、操作性やサービスを維持しながら、Androidなどの別のOSを搭載する」と説明しています。

フィーチャーフォンの厳密な定義があるわけではありませんが、ドコモは、折り畳み式で物理キーがある端末の意味で使っています。フィーチャーフォンを続けるということは、Androidを搭載したガラホにするという意味でした。

ガラケーがスマホと比較して優れているところは3つあります。

  1. 通話料金が安い
  2. 電池が持つ
  3. キーを見ないでも入力できる

スマホは使いこなせそうにないという人を除いた、ガラケーを積極的な意味で選択している人は、この3つの理由からガラケーを使い続けています。音声通話とメールだけ、できればいいと考えている人です。

ところがAndroidを搭載し折り畳み式で物理キーを持つガラホは、通話料の料金体系がスマホを少し割り引いただけのものです。ガラケーよりもかなり割高な通話料金になります。

ドコモがガラケーをやめないと喜んでいる人は、実はガラホに変わり、現在の料金体系では割高になることを知らない人です。

このままでは、多くのガラケーユーザーは失望することになります。

ドコモが今後、料金体系を変更するかどうかはわかりません。他社もガラホへの移行に伴い、割高な通話料金に移行するならば、ドコモだけ安い料金で提供する理由がなくなります。

ガラケーユーザーは、ドコモのガラケーサポート終了とともにガラホに変えざるを得なくなります。その結果、高価な通話料金を払わざるを得なくなる可能性があります。

幸い、2015年5月1日以降に発売される端末については、ドコモは購入から6ヶ月以降インターネット経由であれば、無料でSIMロック解除できることを表明しています。

どこかのMVNOが、安い通話料金を提供するかもしれません。

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