自分でKindle出版するときの注意事項

ニシキギの花

 自分でKindle出版をして気づいた注意事項をまとめます。

1.Kindle Paperwhiteで読まれることを前提に作る

 Kindle Paperwhiteは、非常に軽く、電池も長持ちし、普段から持ち歩いてKindleを読むのに非常に便利です。ところが一部のKindle本の中には、Kindle Paperwhiteで読みにくいものがあります。

 カラーで読むことを前提にしている本です。特に文章中の文字にカラーを使っているものは、どの文字が色が変わっているのかよくわかりません。画像もカラーで見ることを前提にしていたり、拡大して見ることを前提にしているものは、内容を判別できないことがあります。

 Kindleでは、文章中にカラーの文字を使うべきではありません。画像もできるだけ大きく、コントラストを大きくしたものを使うべきです。

2.できるだけ単純な形式にする

 Kindleは、まだまだ発展途上のものです。よくわからないエラーが出ます。エラーを解決するために多くの努力が必要です。

 そのために、できるだけ単純な形式にすることをおすすめします。具体的には、次のようなことです。

(1)文字を中心の内容にする

 表や箇条書きはまだサポートされていません。凝ったことをやろうとすると苦労します。現在のところ、Kindleの基本は文字だけで書かれたものと考えたほうが良さそうです。

(2)横書きにする

 Kindleは横書きが基本になっています。縦書にすると苦労します。

3.ファイル名、リンク名などには日本語を使わない

 ファイル名やリンク名に日本語を使うと、発売はできますが、iPhoneやiPadでダウンロードできないということが起きます。もし、本を買ってくれた人が、iPhoneやiPadしか持っていなかったら、読むことができません。非常に不便をかけ、不信感を持たれることにもなります。

4.ePub形式で作成し、epubcheckでチェックする

 日本語のファイル名のチェックには、epubcheckが使えます。そのためには、ファイル形式はePub形式でなければなりません。ePub形式のファイルを作るためには、無料のフリーソフトであるsigilが便利です。

 epubcheckについては、次の記事を参考にしてください。

epubcheckの使い方

 sigilを使ったKindle出版については、次の記事を書いています。

Kindle出版のためのsigilによる電子書籍データ作成方法

5.プレビューツールは使えない

 KDPにプレビューツールが用意されていますが、まだまだ検証には使えません。プレビューツール自体がエラーで動かないときもあり、プレビューツールでの見え方と実物はだいぶ異なります。プレビューツールで見えたからといって、実物できちんと見えることにもなりません。

6.Kindle本のチェック方法

 現時点での自分が出版したKindle本のチェック方法は、自分で購入して確認するのが一番です。私は、Kindle PaperwhiteとNexus7とiPhoneを持っていますので、それで確認しました。

 特に、iOSのKindleアプリは、ダウンロードできなかったり、表示がおかしかったりすることが多いので、確認は必須です。自分でKindle出版しようとする人は、iOSのKindleアプリ、AndroidのKindleアプリ、Kindleデバイスぐらいは自分で持っていたほうが良いと思います。

まとめ

 現時点で自分でKindle出版しようとする人は、文字と画像だけの内容をsigilで横書きで作成し、epubcheckでチェック後アップロードし、発売開始後すぐに自分で購入して確認することが最善です。

 より複雑な内容で出版したい人は、KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)と一緒にトラブル対応をする覚悟が必要です。トラブル対応の自信がない人は、業者に依頼したほうが良いですが、業者がすべてのトラブルに対応できるとは限らないのが現状のようです。

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